近年技術科情報の分野でもマイクロビットをはじめマイコンを使用した計測、制御の問題解決の教材に、ロボットを併用する事が多くなっています。それに伴いロボコンのレベルも高くなり、コアながらも高い熱量を持った生徒が集まる大会になっています。
特に東京、埼玉、神奈川の関東圏は非常に高いレベル学校が集まりますが、千葉県はなかなかその流れに乗れてないのが実状です。
そこで、ロボコンに興味がある、または大会に参加する学校に向け、簡単なキット物を組み上げることで、ロボットの制御・取り入れる機構のイメージなど、ロボコンに向けた一歩になるように企画されたのが、今回のワークショップの目的です。
5校70名近い生徒たちが各グループに分かれ、タミヤ製のタイヤタイプ、クローラー(履帯、キャタピラ)タイプのロボット、トップマン製のメカキットMIXなどを作製しました。
各校の先生やトップマンの方々がフォローできるように待機していましたが、元々興味があって参加しているだけあって、各校が知恵を出し合ってどんどん組み上げていきました。
キット自体は大人でも半日ほどかかるものですが、2時間ほどの作業時間で8割まで組み上げているグループもありました。
今回は初めての試みでしたが、先生方とメーカーが直接話す機会にも、生徒が志を同じくする他校の生徒と関わる機会にもなり、非常に有意義なイベントになったと思います。
今後は同じような内容のワークショップや、各校のロボコンに向けた作品が形になってきたら、他校を招いて見学会などを開くなど、定期的なものにしていきたいです。
また、11月の大会後に修正点を改善したロボで競う、総武教育プラン協賛大会などの話も上がっています。
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